【終 Part3】中学校3年間の部活人生、経験してきたことをお話しします。
前回に引き続き、今回は3年生の部活人生で経験してきたことをお話ししていこうと思います。
3年生
ついに最高学年の3年生となり、チームを引っ張っていく立場となりました。
3年生としての部活生活はとにかく短く、地区大会の結果によっては、早い所で7月末に引退する所もあります。
仮に地区大会を勝ち進んでも、最長で9月末までと、半年も部活生活が残されていません。
その短い期間の中で、壮絶なスタメン争いが繰り広げられていました。
Part2では話ができていませんでしたが、2年生の後半に公式大会でスタメンを任され、ついに初スタメンデビューを果たしました。
ただ、初スタメンで試合に出場できたのはいいものの、思うような結果を出せず、次の試合から自分の代わりに2年生の後輩が出場するなど、出番が少なくなっていきました。
試合後、同じスタメンのメンバーから動きの悪さを指摘され、自分も必死だったのか、自分が悪いと分かっていても言い返してしまい、関係を悪化させてしまいました。
バスケットボールは5人のチームプレイで試合するもので、チームワークというのは必ず必要でした。
言い換えれば、どの競技スポーツよりもチームワークの良し悪しに敏感で、少しでもチームとしての動きが合わなくなると、試合に勝てなくなるということが多々あります。
そのため、メンバー同士で試合の事で言い争いすることが試合があるたびに起きていました。
そういうこともあったせいか、自分もムキになって言い返してしまったのかなと思います。
メンバーの意見をしっかり受け止めて、次に向けて改善していくべきだったなと思います。
何やらともあれ、自分たちのチームは地区大会を優勝し、最後の県大会の出場が決まりました。
自分のプレイで優勝を決めたわけでもなかったので正直複雑な気持ちでいましたが、全校集会で行われた壮行式でたくさんの応援の声をいただき、自分がいるこのチームで次の県大会に向かうのだと、
自分が試合に出ようが出るまいが、確かにこのチームの一員であると改めて気付かされました。
応援が力になるというのはまさにこのことだと理解しました。
さあ、全国大会当日です。
前日にスタメンの発表があり、試合に出れないというのは分かっていました。
出れても引退試合としての最後の数分かなと思っていました。
ただ、落ち込むことはせず、このチームを全力で応援する。
チームの勝利のために全力でサポートする。
それだけを考えていました。
試合以外でチームのために動く、
1.2年生の頃の自分には考えられない思いです。試合があれば、言われた通りに準備していただけですから。
チームへの思いが強くなった1つの経験になったと思います。かなり遅めですけど。。
結果としては、1回戦で敗北。
点差も離れていたことから、自分も含めサブメンバー全員が最後の試合に出させていただくことが出来ました。
出場時間はたったの2分と、決して長いといえる時間ではなかったですが、自分にとって人生でたった1つのかけがいのない思い出、経験となりました。
悔いは何1つ残してないです。
この部活人生でたくさんの事を学びました。
上下関係の接し方、
仲間の大切さ、
チームワークの重要さ、
他にもたくさんありますが、部活に入っていないと分からない事ばかりでした。
試合以外でたくさんの事を学ばせていただきました。
顧問の先生、先輩後輩、そして同学年の仲間たち、全ての人に心から感謝したいなと思います。
この経験を今の自分の糧にし、今後始まっていくであろう、就職活動、社会人としての活動に生かしていけたらと思います。
本当に素晴らしい部活人生でした。