大学の授業科目に、種類があることを知っていましたか?【現役大学生が詳しく解説します】
どうも陸翔です。
今回は大学の授業科目の種類について一つ一つ解説していきたいと思います。
目次
大学の授業科目には種類がある
必履修科目
必履修科目とはその名の通り、必ず履修し、単位を修得しなくてはいけない科目になります。
一般的には「必修科目」と呼ばれます。
卒業までに必ず履修しなければいけない
必修科目は一つだけでなく、決められた単位数を必ず履修する必要があります。
基本的にはこちらの裁量で授業の日付、曜日であったりと時間の指定することが出来ません。
※過去に一学年で必修科目を落とし、二学年で履修を試みるも、別の必修科目と曜日・時間が重なり、どちらかしか履修することが出来ない、なんてこともあるので、履修計画を立てる際には注意が必要です。
必須科目との違い
必修科目と必須科目とでは、一見同じように捉えられる方が多くおられますが、実は同じではありません。
その理由として必須科目というのは、試験を受けたり進学条件として資格を満たしているか問われるような場面、つまりは外部試験などに必要な科目になります。
大学を卒業するために履修する必修科目と、外部資格を修得するために履修する必須科目とでは別の目的があり、意味が大きく違うことが分かります。
選択必修科目
大学から指定されたいくつかの科目の中から選択履修し、各学部・学科所定の単位数を必ず修得しなければいけない科目になります。
つまりは、科目を選択できるというだけで、決められた単位数を修得しなければいけないという点では、必修科目と違いはありません。
どんな授業を選んだらいいのか
選択必修科目には座学、演習、実技実習と幅広い分野で授業が展開されます。
自分に合った科目、自分にこの知識が必要だと思う科目を選択していくことが重要になると思います。
授業がスタートする前に事前公開として、誰でも受講することが出来る公開授業なども設けられていることがあるので、そちらも確認しながら履修科目を選択してみてください。
※少しの間受講してみて、自分には必要無いなと単位を捨てるようなことはしないようにしてください。先程も話しましたが、選択必修科目にも必要な単位数が指定されています。一つの単位を捨てるとなったら、今度は来年度に一つ多く履修しなくてはいけなくなります。
選択科目
選択科目は自由に選択履修することができるため、「自由科目」とも呼ばれたりします。
必要単位数の指定がありません。
歴史学、地理学、スポーツ、アメリカ学など、幅広い分野で科目が設けられています。
学部、学科との関連性が基本的に無いので、興味のある人だけが自由に受けることができる科目となっています。
※卒業に必要な単位としてカウントされないので注意
まとめ
- 必履修科目‣必ず履修し、単位を修得しなくてはいけない科目
- 選択必修科目‣選択履修し各学部学科所定の単位数を必ず修得しなければけない科目
- 選択科目(自由科目)‣自由に選択履修することができる
このように様々な種類の授業科目があります。
この科目は本当に自分に必要かどうかをしっかり判別して、後悔のない履修選択をしていきましょう。
充実した大学生活を送ってもらえるよう、これからも為になる情報を発信していきます。
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