【Part2】中学3年間の部活人生、経験してきたことをお話しします。
前回に続き今回は2年生の部活人生で経験してきたことをお話しします。
2年生
2年生になり、昨年2年生だった先輩方は最高学年の3年生に進級し、3年生の先輩方は卒業していきました。
それと同時に、自分達にも新しい後輩が出来ました。
昨年、初めて先輩という存在を目の当たりにしたように、自分に後輩が出来るのも当然初めての経験でした。
- 自分に対して後輩が敬語で話しかけてくること
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小学生の時はお互いタメ口だった後輩に敬語で話しかけられたこと
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学校で会うたびに頭下げて挨拶されること
自分が先輩という立場にどうしても慣れることができず、最初は違和感だらけでした。
部活では同学年以外は敬語で話すことに慣れていたため、逆にタメ口で話すのが難しかったくらいです(笑)
その他にも2年生になって変化を感じたことがあります。
それは準備といった、いわゆる雑用的な仕事を後輩に任せられるようになったこと。
1年生の時は練習開始の1時間前から体育館に着き、モップをかけるなどの掃除、準備をするのが当たり前でした。
しかし2年生になると練習ギリギリに来ても、既に後輩が準備してくれてるため、そのまま練習に入っても問題なしでした。
特に午前練習ともなると、準備のために早起きをしなくてはいけなく、早起きが苦手な自分には苦痛でしかありませんでした。
それが2年生になれば、睡眠時間を約1時間伸ばすことができ、練習に行けばそのまま練習に入れる。とにかく楽でした。
先輩はいいな~
こんなことを考えることが多くなりました。
そんな中、事件は起きました。
それは、後輩に本来2年がやらなくてはいけない仕事、例えばスコアボードを変える係、副審、主審といった審判する係などを押し付けたことによる顧問の先生からの呼び出しでした。
その時、先生にこう言われました。
「お前たちがやっているのは部長が部下に指示を与えているようなこと。」
最初は意味が分かりませんでした。
別に後輩も部下も一緒でしょ。そんな風に考えていました。
しかし、それは間違いでした。
「後輩はおまえより後に入ってきただけで、おまえらから指示を受けるような存在ではない。そこが部下との違い。」
確かにその通りでした。自分たちがやってきた準備、掃除といった雑用は指示を受けられてやっていたことではありません。
1年生として、やるべき仕事としてやっていました。
そこをどうやら自分は、はき違えていたようです。
先生に説教されたことが、これからにも引き継がれるような良い経験をしたと思っています。
それから月日が経ち、9月末、3年生の最後の大会が終わり、3年生の先輩方が引退していきました。
正直、1年生の時は3年生に対してそこまで思い入れがなく、最後の大会が来ても、何も感じなかったのが正直な感想でした。
ですが、1つ上の先輩には初めての後輩ということもあり、すごく優しく接してくださったり、練習オフの日でも一緒に遊ぶことが多かったりと、思い入れが強かったように感じました。
そのため、引退への悲しみは凄く強かったです。
先輩方のように後輩たちを引っ張っていけるのだろうか。
そんな不安を抱えたまま、3年生の進級を迎えました。。